- 2018/10/11公開
連続して週末を狙ってきた台風が過ぎ、ようやく天気が落ち着いてきたかなと思う今日この頃。
延期にしていた休日のお出かけ予定もやっと実現できそうです（嬉）
さて今回は、私と同じようにお出かけのご予定を計画中の方へ、泉郷のフロントから車で18分ほどのところにあるちょっとしたドライブコースのご紹介です。
せっかく出かけるのですから、目的地だけでなく、その道程も楽しみたいですよね。
ご紹介するのは、「八ヶ岳エコーライン」という道路です。
◆八ヶ岳エコーラインとは
長野県茅野市から原村を経由し富士見町に至る全長16.2kmの広域農道。
八ヶ岳エコーラインは通称であり、「八ヶ岳西麓広域農道」という。
八ヶ岳界隈を結構散策されている方は、ご存知の方も多いかと思いますが、都心から高速道路を使って直接南八ヶ岳や北八ヶ岳へ向かわれる方はあまり馴染みの無い道路かもしれません。
高原のドライブコースというと曲がりくねった道を想像しますが、八ヶ岳エコーラインはそれほど標高も高くなく（といっても1,000ｍ前後）、緩やかなカーブと長い直線が続き、田畑や里山を眺めながら走るのんびりとした雰囲気がいい感じです。
スタートはお隣、長野県諏訪郡の富士見町にある県道484号線と県道17号線を結ぶ道路の「おっこと」という交差点です。
森の向こう側には八ヶ岳が顔を覗かせます。
ここから北を目指します（八ヶ岳があるのは東側）。
約15.5km、20分ほどのドライブとなります。
黄金色の稲穂の背景には南アルプス（曇り空で涙目）
振り返ると八ヶ岳
長～い直線道路
標識が見えてきたら右折します
紅葉が始まった街路樹
農産物の直売所を横目に進みます
森を抜けると...
また田園地帯
遠くには雲から顔を出す蓼科山
稲刈り後の藁の山
ちょうど稲刈りの時期で、黄金色の稲穂が美しい田んぼや既に刈り終わって藁の積まれたところなど、モザイク状の田園風景が八ヶ岳や南アルプスを背景に広がっているのを見ることができました。
田園地帯をしばらく走っていると差し掛かる「槻木大橋」。
ここは景色の中で目立ち難いように、柵やガードレールがアースカラーで塗装されております。
橋の上からも景色が望めるようになっており、里山の空を飛んでいるかのような景色ですが、運転手の方は余所見しないようにご注意ください（笑）
景色を楽しみつつしばらく走っていると「新井上」の交差点を過ぎた辺りで「風除け公園」という公園があります。
ここには江戸時代に周囲の水田を風害から守る為につくられた防風林が現在も残っております。
大きな公園ではありませんが、松林の間からは車山高原や蓼科山を望むことができる休憩スポットです。
車山高原山頂の気象観測台も見えます
更に少し走ると「芹ヶ沢西」の交差点に到着。
八ヶ岳エコーラインは次の信号まであと少し続きますが、今回はここまでです。
弊社ホテルや別荘地のある女神湖・白樺湖方面へ向かう場合は、この信号を右折して大門街道を登って行きます。
いかがでしたでしょうか。
八ヶ岳エコーラインは普段勤務している南麓の事務所から蓼科へ向かうときはもちろん、私は通勤経路としても利用しております。
早朝の済んだ空気の中望むパノラマや遠く山並みに沈む夕日、夜は街灯も少ないので脇道に入って星空を眺めることも。
今回は曇り空の写真ばかりになってしまいましたが、天気が良い日にはダイナミックに横たわる八ヶ岳や南アルプスだけでなく、場所によっては南に富士山、北には北アルプスを望むこともできます。
日本を代表する山々を四方に置く「八ヶ岳エコーライン」。
八ヶ岳界隈にはドライブはもちろん、バイクや自転車のツーリングに気持ちのいい道路がたくさんあります。
八ヶ岳に拠点を持って、じっくり探してみませんか？
ではまた！
尾崎
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