- 2018/08/23公開
全国的な猛暑の為か今年の夏の八ヶ岳は例年以上に賑わっておりました。
みなさんはこの夏、どこかへお出かけになりましたか。
八ヶ岳にはひまわり畑や高原の牧場、登山やハイキングなど、緑豊かのお出かけスポットがたくさんあります。
今回はその中でも、弊社分譲地のすぐ近くにある森林散策スポット「信玄棒道」について、物件レポートの中で度々名前の出てきていた、長野県方面へ伸びるこの林道についてご紹介します。
「信玄棒道」とは
武田信玄が信州攻略の為に造った軍用道路と伝えられ、棒のようにまっすぐのびていることからこう呼ばれています。現在はハイキングや乗馬のコースとして親しまれています。
1、スタート ~ 林道入口
今回のスタート地点は、JR小海線甲斐小泉駅としました。
林道の入口まで少し距離がありますが、別荘のオーナー様だけでなく、電車で八ヶ岳を訪れる方もいらっしゃると思い、駅を始点にしました。
長野県との県境手前まで行って折り返して戻ってくるルートです。
信玄棒道はグーグルマップなどには載っていないので、専用のウォーキングマップを持っていきましょう。
「八ヶ岳信玄棒道ウォーキングマップ」
JR中央本線小淵沢駅の観光案内所でもらえるこちらのマップは、甲斐小泉駅から信玄棒道を通って小淵沢駅へ至るウォーキングルートが記されております。
道沿いにある目印が細かく書かれているので、信玄棒道を歩くのにとても便利です。
トイレのある市営駐車場
駅を出て道なりに歩くとすぐ近くに無料の市営駐車場とトイレがあります。
結構広めの駐車場なので、お車の方はこちらに停めると良さそうですね。
トイレはこの後しばらく無いので、ここで済ませておくことをおすすめします。
ちなみに、トイレの裏側には富士山まで見渡せる眺望抜群のゲートボール場があります(笑)
この日は気持ちのよい快晴で、空気が澄んで涼しい風も吹く絶好のお出かけ日和♪
富士山を望むトイレ裏のゲートボール場
駐車場の前の道をまた道なりに進んで行きますと、郵便局・ガソリンスタンド・コンビニが見えてきます。
コンビニのすぐそばの橋を渡った先、T字の交差点に最初の目印を確認できます。
最初の目印の交差点を矢印の方向へ進みます。
小海線の高架
ここを曲がり、線路の下を潜った先の史跡を横目に坂を登っていくと、弊社分譲地「稲久保」
や「棒道上」へと繋がる道との分岐点に差し掛かります。
弊社分譲地への道と棒道への分岐点
上らずに左(西)へ7~8分ほど歩くとやがてアスファルトの舗装も無くなり、砂利道の林道に入っていきます。
ここまでの道もいい景色でしたが、いよいよ冒険っぽくなってきましたね!
2、林道入口 ~ 女取湧水
林道最初の分かれ道
更に少し歩くと林道最初の分かれ道に差し掛かります。
迷いそうな分かれ道には大抵「信玄棒道コース」の立札があるので、道なりに進むだけでコースを歩くことができますが、今回はあえて道を反れます。
というのも、この分かれ道を右(北)に進むことでこの近くある女取湧水に立ち寄ることができるからです。
女取湧水とは
名水百選(環境庁)や八ヶ岳南麓湧水郡のひとつ。沸出量は毎秒800リットルと言われ、北杜市長坂地区の水道水源としても利用されています。
砂利敷きの道ではあるものの起伏が多い道を、途中でお散歩中のワンコたちとすれ違いつつ登って行きます。
運動不足の尾崎は少しわき腹が痛くなってきましたが、木漏れ日の林道に程よくサラリとした風が抜けていくのが気持ちいいです。
途中で何度か写真のような分かれ道に遭遇しますが、不安になったらコレで確認しましょう!
このマップによると現在地は丸印の辺りなので、分かれ道はどちらを選んでもすぐ先で合流しているようですね!
そのまましばらく進むと少し開けた場所に出て女取湧水に到着です。
最初の分かれ道から25分くらいの距離でした。
残念ながら水が湧き出している様子はフェンスで囲われてしまっていて見ることができませんが、すぐ近くから流れ出しており、とても透き通っていて触ってみると冷たくて気持ちがいいです。
3、女取湧水 ~ 防火帯 ~ ゴール
女取湧水を出るとすぐに防火帯として広くなっている道に出ます。
この辺りから馬の蹄の足跡を見かけるので、近くの乗馬クラブの散策コースになっているのですね。
ワンコの足跡も確認できますのでお散歩コースとしても人気なのでしょうか。
左右で広葉樹と針葉樹にきれいに分かれていて、秋頃には紅葉で面白い景色になりそうですね。
20分ほど下ると信玄棒道に合流します。
ここからは別荘地やゴルフ場に沿った道を進みます。
きれいな野草の花も咲いていました!アザミでしょうか。
こちらも色鮮やかなアオイトトンボ。
深緑のような背中と青空のような目が特徴的です。
ゴルフ場の先に見える南アルプス
大きな砂利敷きの十字路についたらゴール
途中で乗馬の人たちとすれ違ったりしながら30分ほどで今回のゴールに到着!
ここには棒道の案内板とトイレがあります。
この案内板曰く、この棒道は元々3本あったものの1つで、山梨県韮崎市の辺りから長野県長門町を結んでいるとのことで、今回歩いたルートはその一部となります。
けっこう長い道のりですね、続きはまたいつかということで(汗)
県境へと続く道
この案内板から更に1kmほど進むと長野県との県境に差し掛かりますが、今回はここで折り返して帰ります。
所要時間は往復2時間半ほどで、難所も特別無かったのでとても歩きやすかったです。
起伏の多いところや草丈の高いところもあるので、散策される際はしっかりした靴と長ズボンで行くことをおすすめします。
登山のような厳しい高低差も無いので、森林散策やハイキングコースとしていかがでしょうか。
ではまた!
尾崎
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