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暮らす人の声

野鳥の森のすぐ隣りに見つけた、二人のサンクチュアリー。八ヶ岳スタイル26号

野鳥の森のすぐ隣りに見つけた、二人のサンクチュアリー。八ヶ岳スタイル26号

八ヶ岳スタイル26号 手島英次郎・清美様ご夫妻

3年前に八ヶ岳のお住まいを新築し、現在は月に数回の利用だが、あと3年したら完全移住と決めている手島様ご夫妻。奥様の田舎暮らしへの強い思いとご主人の野鳥観察の趣味が一致したのが、ここ八ヶ岳の森でした。

持ち続けた田舎暮らしの夢。

横浜市にお住いの手島様ご夫妻は、お二人とも九州大分県の出身。ご主人の英次郎さんはシステムエンジニアとして長年活躍後、横浜市の嘱託職員として働いてきたが、昨年退職。奥様の清美さんは現役で頑張っている。「歳をとったら田舎に暮らしたいとずっと思っていて、できることなら北海道なんか最高ね」と奥様はずっと夢を抱いていた。横浜市が保養所契約をしている泉郷の貸別荘を何度か利用したことがあるお二人にとって、八ヶ岳は田舎暮らしの候補地のひとつだった。

別荘

山への拠点として、最高の立地に建つアースカラーの手島様邸。現在、駐車場整備中。
早朝の森を賑わす野鳥達に会いたくて、クルマの初購入に踏み切った。

「私たちはクルマに乗らなかったので、ある程度限られていましたけど、それでもずいぶん見学に行きましたよ。特に安曇野の風景は故郷の大分に似ていたので良かったのですが、さすがにクルマ無しでは毎日の生活がちょっと不安で」。一度は大分の清美さんの実家の近くに移住する計画もあったという。「親が帰ってきたら、と土地を用意してくれて。温泉付きの分譲地っていうので見に行ったんですけど、あまりピンとこなくて」
ある時、いつものように八ヶ岳に来て、駅から歩いて20分以内の所ないですかって尋ねたところ、紹介されたのがこの土地だった。東の森が気に入って、「とりあえず買っておこうか。」というくらいの感じで購入。それが2008年の12月のこと。
1年後の2010年のお正月。初詣で引いたおみくじに、「家を建てるなら今年だと書いてあったので、それじゃあという気になって。」2010年11月にこの家が完成。もう4年経つが、以来、月に数度の電車通いを続けてきた。

忙しい中でも、常に視線は遊ぶ方向に。

干しかご

湿気が少なく冷涼な八ヶ岳の気候は、ドライフルーツ作りに最適。2歳の孫の大好物はドライアップル。

もともと凝り性で多趣味な性格の英次郎さんは、特に忙しかった現役時代にあっても様々な趣味への興味は尽きなかった。若いころは、アマチュア無線をはじめ、オーディオやカメラなどエンジニアらしく機械系の世界に没頭。自転車を何度もバラしては組み立てるというまさに道具マニアのような趣味も満喫。かたやスキーやコーラス、バレエなどの文化系な趣味にも挑戦する。更には、腰痛がきっかけで、ヨガや気功、食べるものへの関心までも高くなった。
料理好きの清美さんも一緒になって、「添加物をできるだけ食べないようにしたり、麦飯を食べたり、マクロビオティックにも取り組んでみましたね。健康マニアというほどではないけど、ここで毎日手作り料理を作るのが楽しいです。田舎暮らしをしたら、まず干し柿づくりをしたいという夢も叶えました。」

そんなお二人の共通の趣味が、バードウォッチングだ。ご主人が双眼鏡を買ったのがきっかけで、以来バードウォッチングに熱中。探鳥会グループにも所属し、15年にわたり楽しんでいる。
「普通はバードウォッチングが趣味で、いい双眼鏡を買うでしょ、でもこの人はまったくの逆で双眼鏡を買ったのが先でした。」
「興和という会社が作っているプロミナーといういい双眼鏡があってね、欲しくなったんですよ。それを買ったけど、さて何を見るかと考え、野鳥でも見てみようかというのがきっかけでしたね。男ってやっぱり道具から入るんですかね。」と、ここでもご主人の凝り性は健在だ。

干し柿

ご主人は、新築時、カーテンよりも干し柿を先に吊るしたとか。

どこを歩いても自然に溢れた八ヶ岳に来てからは、ますます本格的にバードウォッチングを楽しむようになった。
「クルマを使わないので、買い物は歩きですが、野鳥を探しながらだと1・2時間位歩いても、全く苦にならない。一年を通じて野鳥の姿や声を楽しむことができる八ヶ岳は本当にバードウォッチングにはもってこいです。」

隣りの野鳥の森との出会い。

 「それが、ここに家を建てて、隣りの森にたくさん鳥が来るので、いつも見ていたんですけど、その森の中にある家が、なぜかずっと気になっていたんです。そうしたら最近わかったのですが、日本の野鳥の世界では著名なN氏の山荘だったんです、これが。」N氏は、野鳥という呼び方を一般的に広めた人物で、まさに日本の野鳥の第一人者であり、歌人でもある。
実は手島様、バードウォッチングと共に俳句を楽しむ俳句探鳥会という句会にも所属している。入会早々、手島左門という俳号まで頂戴したという楽しみようだ。
「こんな縁があるなんてね。人生なるようにしかならないって、どこか軽く考えていて。あまり深刻に考える方ではないんです。父の転勤で引越しが多かったせいか、暮らすのはどこでもいいと思っていたのに、結果がこれですからね。人生って不思議ですよね。」
田舎暮らしは奥様に引っ張られて、と話すご主人も「私についてきて良かったでしょ」
という奥様の言葉には、笑って頷くしかないようだ。

お散歩コース

取材の日66歳の誕生日だったご主人は、多趣味で楽しい毎日を送る。八ヶ岳エリアのお散歩コースを日々探索中。

薪ストーブ

作務衣にもんぺ姿は、田舎暮らしをしたらこんなのがいいなと思っていたスタイル。本当はご主人とペアで揃えたけど、撮影にはちょっと恥ずかしくて・・・。

『八ヶ岳スタイル』とは?

セラヴィリゾート泉郷が発信する「快適な八ヶ岳ライフを実現するための地域情報誌」です!

八ヶ岳南麓(北杜市)で別荘・二地域居住・移住を叶えた方達の、そのプロセスや、現在の過ごし方などをお伝えするインタビューをはじめ、観光では気づきにくい地元情報やイベント・お店情報なども満載。 分譲地管理のページでは、豊かな自然の中ならではの困りごとの対処法や豊かな四季の暮らしを謳歌するために役立つ、多くのヒントをお届けしています。

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