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暮らす人の声

若きアスリート夫妻が始めた、田舎の暮らし。八ヶ岳スタイル21号

若きアスリート夫妻が始めた、田舎の暮らし。八ヶ岳スタイル21号

八ヶ岳スタイル21号 山本英司・正子様ご夫妻

森に囲まれた別荘地の中にタータン(全天候)舗装された50メートルほどの走路がある、そんなお住まいに定住している若きアスリート夫妻。今回訪ねた山本様は、40代半ばと若くして八ヶ岳に移住したご夫婦です。

実家のある田舎に帰るのではなく、自分たちだけの田舎が欲しかった。

八ヶ岳 別荘

50メートルの走路のためにこの変形地が最適な条件だったという「山ん家(やまんち)」。
夏には陽射しを遮り、冬には陽射しを採り込む、天然シェードの木立ちに囲まれたロケーションだ。

今年45歳になるお二人は、数年前まで横浜に暮らしていた。ご主人は東京の地方自治体に勤務、奥様は大手スポーツ用品メーカーに勤務。そんな生活を辞めて八ヶ岳へと移住をしたのが、今から7年前。まだ30代半ばで、田舎暮らしを始めた。
 「もともと田舎に行きたかったというのはありました。二人とも長男、長女なんですが、お互いに家業を継ぐという必要がなかったので、自分たちだけの田舎が欲しかったんですね。」
 「私の場合も、田舎に暮らしたいという思いはありましたけれど、実家のある田舎に帰るという選択はなかったですね。私の田舎はお米のコシヒカリで有名な新潟県の魚沼なんですけど、村中がみんな親戚みたいなところなので。」と奥様。
 ご主人は宮城県の出身。二人とも雪の多い地域の生まれだったので、共通の趣味であるスキーを通じて知り合い、結婚後も冬はスキー、夏は登山、二人はそんなライフスタイルを長年過ごしていた。スキーや登山の他にも天文観測や写真など、自然と触れ合う時間を二人で共有していく中で、自分たちだけの田舎が欲しいという気持ちが強くなったと言う。
 「まったくゼロから始める自分たちの田舎暮らし。そんなスタイルに憧れましたね。だったら自分たちの好きなことができる環境を探そうと。ここ、八ヶ岳はそのすべてができるという、まさに我々にとっては夢のようなところでした。」とご主人。  別荘を探すために初めて八ヶ岳に来たのは、2002年、33才の時。
 「その頃は、まだ我々も若かったので、泉郷の方も我々が本気ではなかったように思われていたのではないかと思いますね(笑)。」
 その後も何度も足を運び、色々分譲地を見たがなかなか条件に合う用地がなかった。ご主人の強い希望で、敷地内に50メートルくらいの直線走路を確保できるだけの土地があれば、というのが条件だった。
 「暫くして担当の方から連絡があって、変形地だけどちょうどいい土地が出たと。早速見に来たのがこの場所です。富士山から南アルプスまで見渡せて、電線など視界を遮るものもなく、眺望がとてもよく、まったく断る理由がなかったですね。」
 36才の秋、田舎暮らしのためのベースが用意できた。

田舎にもいろいろなものが転がっている。気がつくかどうかは、その人の覚悟次第。

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今でも様々な陸上競技大会にエントリーしている。
金メダルは今年のマスターズ大会のもの。

 それから、一気に計画は進んだ。2005年12月に建物が完成。最初は週末だけの二地域居住の生活が始まった。ほどなくして、奥さまはそれまでの勤務先を退職。市内の会社への転職がすんなりと決まったことで、奥さまだけが先に移住をする。
 「50才になると身体が思うように動かなくなるので遅いかな。45才くらいで移住したいなという計画を立てていましたが、この土地が見つかったら、あっという間に、すべてが動き出し、妻が先に移住をしてしまったので、いわゆる週末婚になっちゃいました。」
 
 そんな期間を経て、2009年、ついに八ヶ岳に完全移住したのだ。
 「2年くらいは就職しなくても、アルバイトでもいいかなと思っていました。たまたま働いていたガソリンスタンドの縁で新しいネットワークができて、ライフワークになっている陸上競技に関われる仕事にも出会えました。」
 山本さんは、もともと陸上短距離の選手として、中学生の頃から活躍。社会人になってからは全日本実業団陸上競技選手権にも出場した。移住してからも陸上競技は継続し、マスターズクラスのみならず、一般の競技大会にも出場している。
 「そうするうちに、地域の陸上競技を活性化してやろうというのが自然と自分の目標になりました。自分では『野望』って言ってますけどね。」
  
 短距離走アスリートだけあって、自らも自分の感覚を信じて直感的に動くタイプと言うように、大胆な決断を下し、新しい生活を創造し続ける山本さん。
 「普通だったらよく考えてから移住するのかもしれないですけどね。でも、こちらに来てみるまでは分からなかったですけど、田舎にもいろいろ価値あるものが転がっています。なんとなく田舎暮らしを始めていたら、多分それには気づかなかったと思います。自分の場合は、陸上を通じて、この地でやってやるという野望があったので、その視点でこの地域を見ると、様々なチャンスがあることに気がつきました。」
 それまで、自分が培ってきたものを利用するのももちろんいいが、逆にどれだけそういったものを捨てて、地域に入り込んでみるか、そんな姿勢が大事だと山本さんは言う。
 「歳をとりすぎるとそれが難しくなるし、どうしても上から目線になってしまうでしょ。そうじゃなくて、自分から情報を探しに行けば、いくらでも手に入りますよ。そうやってコミュニティができあがっていきます。だから、移住を考えるのであれば、できるだけ若い方がいいと思います。でも、何となくというのではなくて、何でも良いと思うので目的というか、覚悟を持ってきて欲しいですね。私は、たまたまそれが陸上だっただけで。そうすれば、仕事や生活は、自然とまわり出すというのが、私たちの実感です。」

「八ヶ岳スタイル」とは?

セラヴィリゾート泉郷が発信する「快適な八ヶ岳ライフを実現するための地域情報誌」です!

八ヶ岳南麓(北杜市)で別荘・二地域居住・移住を叶えた方達の、そのプロセスや、現在の過ごし方などをお伝えするインタビューをはじめ、観光では気づきにくい地元情報やイベント・お店情報なども満載。 分譲地管理のページでは、豊かな自然の中ならではの困りごとの対処法や豊かな四季の暮らしを謳歌するために役立つ、多くのヒントをお届けしています。