別荘建築のポイント

別荘は雪や傾斜など市街地ではあまり想定されない立地の建築になります。別荘建築におけるおさえておくべきポイントをご紹介します。

基礎は深く

八ヶ岳の当社の分譲地はおおよそ標高900~1200mの間に位置し、真冬にはマイナス10度以下になることもありますので、霜により建物が持ち上げられてしまう恐れがあります。 これを防ぐために、当社の別荘は全て基礎の底盤を凍結深度以下まで埋め込んでいます。

<参考情報> 凍結深度 八ヶ岳:約60cm、安曇野:約80cm
首都圏の通常の住宅では基礎の埋め込み深さは布基礎の場合、約30cmとされています。

給水・給湯配管の凍結防止

水栓金物や給湯機は水抜きのできる寒冷地仕様の製品を採用し、地上に露出する給水・給湯配管には、サーモスタット式の凍結防止帯(電気ヒーター)を巻いております。
最近では基礎断熱等で床下を氷点下にしないようにし、水抜きの手間のかからない工夫などお客様のご予算やご希望応じご提案しております。

傾斜も工夫次第

屋根形状はできるだけ単純な形にし大きな勾配をつけます。こうすることで雪を落としやすくし落ち葉もたまりにくくなります。

敷地に傾斜があることで前面の建物が気にならないようなプランニングもできます。道路の位置によっては土地の高低差を利用し ガレージ付の別荘や地下室をつくったり、スキップフロアにすることにより室内にアクセントをつけるなど別荘らしい別荘がお好みの方にはぴったりです。隣地の建物が迫り窮屈な生活をするよりも、開けた立地条件で家を建てることに安住あるいは定住の地として 選択される方も増えております。

屋根の形状で家を守る

セラヴィリゾート泉郷の分譲地は全体が緩やかな南斜面に位置していますので殆どの区画に傾斜があります。場所によっては急傾斜もありますが、それらを建築計画において有効に生かすことが設計士の腕の見せ所であり、一般の住宅ではなかなか味わえない別荘建築の醍醐味でもあります。
また、軒を深くし雨風から外壁を守ります。屋根に積もった雪で雨どいを破損したり、落ち葉で樋の中が詰まってしまうことがあるため当社の別荘は通常、雨樋は設置しませんが、雨だれの音が気になる方には、屋根の雪落ちや落ち葉による詰まり防止型の雨樋をご用意できます。

冬でも快適の設備

ひと昔前は、八ヶ岳=避暑地という図式でしたが、最近は建物の断熱性能が良くなった事で、年間を通じて快適な別荘ライフを楽しんでいただけるようになりました。
最近は床暖房の設置を希望されるお客様が多くなっており、安全と快適性を考えると理想的な暖房と言えると思います。これらの暖房器具は1台で十分に部屋全体を暖めることが出来ますが温まるまで少々時間がかかりますので、補助暖房として可動型暖房機具をご用意戴くと申し分なしと考えます。
建築打ち合わせ中は「八ヶ岳の冬は寒いから、冬の間は東京に帰る」とおっしゃられていた方が、「暖かい室内から眺める雪景色がたまらない」と八ヶ岳に定住された事は忘れられません。